自動製版システム
FileMakerPro + Illustrator
(2000年代後期)

アドビ製品によるデータベース製版システム


大量の賞状などデザインレイアウトを作成するお客様のお仕事でした。
すでに情報は参加者情報のあるRDBのデータベースで内容を管理されており、
そこからFileMakerProでデータを受け取り、一連の文字の調整や表記統合、
置き換えなどの処理を行い文字稿の確認など、ここまでの一連の機能を組み込みました。

「ちゃんとした版下を作成する」とのことで、AdobeのIllustratorを使って、
単ページの版下を作成するスクリプト(JavaScript)を組みました。扱うデータには、文字以外にも
写真データも含まれており、画像データ込みでページ物データEPSデータを自動作成する
システムを構築しました。

アドビ製品ですから、商業印刷の求めるちゃんとしたクオリティの出力が短時間で作成できる
というシステムになりました。
文字確認は、DB上の校正作業でほとんどが修正できるという利点もありましたが、
レイアウトされた文字のオーバーフローなど、最終確認は人間の目で行う必要があり、
連続しての確認作業を考えたら、単ページものより複数ページが扱える InDesignなどのほうが
効率が良いということになりました。


今思えば…

自動製版機能というより、製版できるソフトが自動で円滑に動くことが効率がとてもよいことになると、
理解できるシステムでした。
文字以外にもデザインの変更があったとしても、数時間PCを動かすだけで、何度でも納得の行くまで
原稿を作り直すことができます。これは、素晴らしいとの評価もありましたが、
こだわるといつまでも校了できないというワナにはまる危険がありました。