Webサイトを使って原稿を集め、自動で版下までを作成する
システムを構築しました。
技術全集のWEB入力と編集 (1990年代後期)
まだ、MacOS9の頃の話、まだまだ回線速度(28.8kモデムなど)も
ままならない頃ですが、FileMakerProに連動するTango(Web-CGI)で
立ち上げた公開サイトを使って、複数の著者に直接Webサイトで
原稿を書いてもらいます。
この話、著者が百人前後、それも全国の事業所に散らばっているため、
従来の原稿の収集など、作業が煩雑で進捗管理などが大変でした。
そこで、Web入稿を使うことでそれらを一括で管理できるという利点がありました。
システム自体は、文字数を指定したフォームに原稿を書いて
投げてもらうことになるのですが、入力した文章については、指定の文字数や
表記(全角・半角)の揃え、検索を使っての言葉表現の統一など、
DBならではのテキスト処理を行います。
編集者は、集めた原稿からの校正、修正、最終的な決定稿まで、WebDB上で、
著者と編集者がやり取りをして仕上げていきます。
さらには、文字稿が確定した段階で、当時のDTPといえば、QuarkXpressを使い、
AppleScriptでコントロールして、自動で版下までに流し込みます。
暫定とはいえあっという間に数百ページの版下レイアウトが完成しました。
ただ、当時は回線が細いため、写真や絵などの原稿は集めることが
できず、別途に集めることが必要で、完全なシステムとは言えませんが、
文字原稿については、十分に省力化になりました。
今思えば...
原稿を送ってくる利用者がWinかMacかということで、文字が異なるような時代です。
中棒「ー」なのかマイナスなのか、細かいことですが不一致を置き換えて
修正する機能は便利でした。
サーバーもISDN128のOCNでしたから、今思えば条件の厳しい話でした。